辞めるタイミングでの有給消化はありなのか?

有給休暇というのは、たとえ派遣社員であってもきちんと与えられている権利となります。
その有給休暇の使い方というのは個人によって自由になるのですが、その使い方として辞めるタイミングでまとめて有給消化をしようという考え方があるのです。
正社員として働いている人は、退職する前にまとめて有給休暇を消化して休むというのが当たり前のように行われています。
ですが、これが派遣社員となるとそうとはいかないということになってくるのです。
派遣社員というのは契約期間が決まっているので、最終出勤日後に有休を消化しようとするのは難しいというのが現状でもあるのです。
実際のところ、派遣社員というのはその派遣会社からの信頼を大きく受けているか受けていないということで有給の取り方に大きく差が出てくるといわれています。
基本的に、派遣会社側は自社の利益が減ってしまうため派遣社員には有給休暇を取らせたくはありません。
大きく見積もって、1000人の派遣社員が同時に有給休暇を使うとなると、約1200万円の利益を削らなくてはならないという計算になります。
要するに、それだけの被害額になってくるということですので、できれば有給休暇というのは消化してほしくないというのが派遣会社側の本音でもあるのです。
ただ、その中でも派遣会社側から「大事な人材」だと思われるようになれば話は別になってきます。
その人材を失いたくはないわけですから、多少のワガママでも派遣会社は受け入れてくれるようになるのです。
不公平な話にも見えますが、有給休暇をスムーズに問題なく取得できるのかというのは営業担当者の裁量が大きく左右しているということです。
逆に、営業担当者と良い関係が築けていない人にとっては、スムーズに有給休暇を取るのは難しいかと思われます。

有給休暇の買取はできない

派遣期間の契約が満了となり終了した際、何日かの有給休暇が余ってしまったということはよくある話になります。
普通の考えであれば、その余った有給休暇を最後のお給料に上乗せして入れておいてほしいと考えるものです。
ですが、実際は法律で有給休暇の買取は禁止されていますので、絶対に不可能だということになるのです。
ですので、そういった場合は有給休暇を捨てるしか道はないと思っておいたほうがいいでしょう。

上手な有給休暇の取り方

有給休暇というのは、言い換えれば何もしなくても入ってくるお給料ということになります。
ですので、誰でも上手に有給休暇を取りたいものでもあります。
この有給休暇の上手な取り方として具体的に挙げれば、「辞めるまでに計画的に有給休暇を消化していく」、「担当者と信頼関係を築き有給休暇をOKしてもらえるようにする」、という2点しかないように思えます。
有給休暇を無駄にしている人は正社員も含めて多数存在しています。
ですが、この有給休暇もれっきとしたお金だということだけは忘れてはならないのです。